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元看護師が、治験コーディネーター(CRC)として働くメリット!

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こんにちは、看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職した夏樹です。

 

治験コーディネーターは、看護師・薬剤師・検査技師・栄養士などの資格を持つ人がほとんどです。

 

新卒で入社した人と、他の医療職等から転職して治験コーディネーターになった人がいますが、今回は私が思う看護師から治験コーディネーターに転職した人の強みについて書いてみました。

 

前職はそれぞれの治験コーディネーターの特性に結構影響がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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元看護師の治験コーディネーター(CRC)の強み

看護師から治験コーディネーターに転職した場合の強みについて説明していきます。

 

医療的処置や看護技術を熟知している

抗がん剤の治験などになると、治験のプロトコルの中でもかなり専門的な検査を実施することがあります。
(例えば、細胞診、気管支鏡、骨髄穿刺…など)

その際に、病棟で働いていた時の経験があれば検査の内容や所要時間、注意点などについてある程度想像がつくので、検査時にうろたえなくても済みます。

 

また、ちょっとした看護手技を知っているだけでも、業務がスムーズになる場面があります。

 

ルート固定の角度の問題で点滴の滴下が不安定だったら手の角度を変えてもらうよう声掛けしたり、留置針の中の逆血を見て「血が出てる!」と慌てる患者さんに心配ないことを説明できたりします。

 

看護師としての経験がなければ、ちょっとしたトラブルのたびに忙しそうにしている施設の看護師さんを呼んで確認しなければなりません。

他職種だった同僚はそうしていたとのことで、とても感謝されました。

 

医療機関で、場の雰囲気を読むのが上手

「検査が詰まってるから看護師さん忙しそうだな」
「今入ってる患者さんは初診っぽいから、先生はしばらく手が空かなさそうだな」
など…

 

元看護師の治験コーディネーターは病院やクリニックの雰囲気を察して行動することが得意な傾向にあります。

 

実際に自分が看護師として働いていたことを思い返して「こんな時に呼ばれたら嫌だなー!」というシチュエーションが理解できるからです。

 

ただ、これは慣れでもあるので、入社して数か月したら他の職種の方も問題なく状況を把握することができると思います。

 

カルテを読むのが得意

他の医療職に比べると圧倒的にカルテを読んできた量が多いです。

「s/o」
「div:do」
「呼吸音:coarse crackles」
など…

はじめ略語や英語表記が分からないと戸惑いますよね。

こういった表現も最初からスッと読み解けるので、カルテのストレスは少ないです。

 

ただ、現在も紙カルテのクリニックも少なからずあります…。

もうそれは医師の筆跡に慣れるしかないのですが、非常に字が汚い読みにくいことが多いです。

後から「先生…これは何と書いてあるのでしょうか?」と聞いても、一瞬「ん…?」となる医師もいるくらいです。笑 

ただ、それでも「~.~.」と書かれていたら「あ、ここで出てくるこの感じはn.p.かな…」となんとなく推測しやすいです。笑

 

様々な疾患や治療についての知識がある

生身の患者さんをたくさん見ているので疾患や治療に関する知識が多いです。

 

例えば、皮膚が赤くぽつぽつしている、と訴える被験者の方がいらっしゃったら、有害事象として報告しなくてはなりません。

この場合「蕁麻疹」「接触性皮膚炎」「皮脂欠乏性皮膚炎」「帯状疱疹」「汗疱」、まだまだたくさんの可能性がありますよね。

実際に症状をみて、原因を探索して、どの事象名で報告するのかは医師の判断です。

でも、なんとなくでも予測がつけば一歩先を読んだ対応ができます。

 

例えば…

ワークシートが英語なら、事前に考えられる事象名の英訳を調べておく
処方されそうな薬を予測して、併用禁止薬ではないか確認しておく…など

 

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元看護師以外の治験コーディネーター(CRC)の強み

私が元看護師だったので、元看護師の治験コーディネーターの強みについて書いてきました!

ですが、もちろん看護師だけではなく、それぞれの職種で得意分野があります!

私が思うそれぞれの職種の強みを挙げますね。

 

元薬剤師の治験コーディネーター(CRC)

元薬剤師の治験コーディネーターは薬の作用機序や動態に詳しいです。

そのため、選択除外基準に設定されている項目の理由や併用禁止薬についての飲み込みが早く、プロトコルの理解が早いです。

また「作用機序的にこんなことも起こる可能性があるね」とか「半減期がこれくらいだから…」など、別の視点での意見がもらえます。

 

元検査技師の治験コーディネーター(CRC)

元検査技師の治験コーディネーターは検査項目や検体の取り扱いに詳しい!

検体の処理は慣れるまでずっとチェックしてもらいました。

「血清が濁ってる…!」と慌てる私に「食事の影響かな?」と説明してくれてとても心強かったです!

検体の保管状態による検査値の変動リスクなど、全然知らなかったことを教えてもらいました。

少しの検査値の変動で、候補の方が選択除外基準に抵触してしまい組み入れができなくなる…ということもあるのでとても勉強になります。

 

元栄養士の治験コーディネーター(CRC)

元栄養士の治験コーディネーターは食事指導に強いです。

生活習慣病関連の試験に携わった時には元栄養士の同僚と一緒に仕事をしていました。

生活習慣病に重要な検査項目は、前日の食事ひとつで良くも悪くも変わってしまいます。

絶食指示などはプロトコルごとに決まっていますが、具体的にどのような食事にすればよいのかなどは、彼女の指導を参考にしていました!

それがなければ、脱落率がもっと高かったかもしれません。

 

元看護師が治験コーディネーターになるメリットまとめ

看護師・検査技師・薬剤師・栄養士など、様々な資格を持った治験コーディネーターがいますが、それぞれの得意分野を活かして協力し合って仕事をするのはとても楽しいです(^^)

ずっと看護師をしていたら知らなかっただろうな~という分野のことまで知ることができて、医療人として深みが増す実感があります。

 

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