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治験に参加する被験者さんってどんな人?

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こんにちは、看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職した夏樹です。

 

今回は、治験に参加する被験者さんについてお話します。

 

治験に参加する人ってちょっと物好きなのかな?気難しかったりしないかな?お客様的立場なのかな?と気になりますよね。

もちろん一概には言えませんが、傾向としては治験にはこんな人が参加してくれますよ~、というざっくりとしたイメージはあるんです!

 

治験に参加する被験者さんは、こんな人!

治験に参加してくださる被験者さんはざっというとこんな方が多いです。

 

  • 服薬アドヒアランスが良好
  • 真面目できっちりしている
  • 気さくで話しやすい

 

服薬アドヒアランスが良好

治験に参加する以上、治験薬をしっかり飲んでいただく必要があります。
薬を飲む意義をご自身できちんと理解し、行動できる方が治験参加に適しています。

ふだんから服薬を忘れてしまったり、いい加減な薬の飲み方をしている方は治験に参加していただいてもうまくいかないことが多いので、できるだけお声がけはしません。

 

真面目できっちりしている

治験に参加すると治験薬を飲むだけでなく、日誌をつけたり、市販薬を飲む前に治験コーディネーターに飲んでも良いか確認したりと手間が増えます。

そのような手間があってもきっちり対応できる方が治験に向いています。

 

気さくで話しやすい

治験に参加しませんか?というお声かけは医師がしますが、やはりその時点で「治験?よくわからないけど、詳しくお話聞いても良いよ!」と承諾してくださるような、話しかけやすい方が選ばれることが多いです。

治験を円滑に進めていくには医師や医療機関スタッフ、治験コーディネーターと被験者が良好な関係であることが重要なので、気難しい方よりは気さくな方にお声かけすることが多いです。

たまに「条件だけ見るとめちゃくちゃ治験に参加してほしい方だけど、キャラが治験向きではないから声かけるのは難しいね…」と医師が仰り、諦めることも。

 

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まとめ

とはいえここに書いてある被験者像は理想…です。笑

実際はどうしても治験に参加してもらえる人数が足りなくて、服薬アドヒアランスが不良…かもしれないという方になんとかきっちり薬を飲むことの必要性を説明し、たびたび内服ができているかの連絡を入れたりして参加してもらうこともあります。

正直ちょっと気難しくて治験には向いていないのでは…という方でも、あの手この手でアプローチしながら参加してもらうこともあります。

それでも、「この方は治験は難しい!」とはっきり医師が言うほどではない限り、治験コーディネーターの対応次第で治験を続けていけることが多いです。治験コーディネーターの腕の見せ所ですね。

治験の候補者がたくさんいる場合はやはりキャラなども重要になってきますが、そんな贅沢は言ってられないことも多いよー、というのが現実でした。

 

 

 

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