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こんにちは、看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職した夏樹です。
治験コーディネーターが所属するSMOでは、フレックスタイム制の勤務体制をとっているところがほとんどです。
このフレックスタイム制、看護師として働いていたらイメージしにくいですよね。
自由に出勤時間が決められるってどんなかんじなの?って、私も転職前は不思議に思っていました!
そこで、実際に私が勤務している、治験コーディネーターのフレックスタイム制度の実態について説明します。
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目次
治験コーディネーター(CRC)のフレックスタイム制について
治験コーディネーターがフレックスタイム制を導入している理由や運用状況についてご説明します。
なぜ治験コーディネーター(CRC)の勤務形態はフレックスタイム制なのか?
治験コーディネーターがフレックスタイム制度をとっているのは、以下のような理由によるものです。
●各医療機関によって、始業時間・就業時間が異なる
●クリニック等の夜診での被験者対応があり、帰宅が遅くなる
●医師とのアポイントが18時や19時など、遅い時間になる
ご存知の通り、治験コーディネーターは病院やクリニックなど医療機関で仕事をします。
各スタッフが様々な医療機関で仕事をしているので、その医療機関の状況やタイムスケジュールに合ったフレキシブルな勤務時間で働くほうが効率がよいのです。
また、担当施設によっては夜診などで帰宅が夜遅くなってしまいます。
そういう日は朝に仕事が入っていないのに9時から出勤しても、無駄に残業時間が増えてしまうだけですよね。
朝フレックスタイム制を使ってゆっくり出勤できれば残業時間が減ることになります。
フレックスタイム制はコアタイムの有無によって状況が異なる
コアタイムとはフレックスタイム制において「この時間からこの時間までは勤務していなければならない」と決まっている時間です。
ほとんどのSMOではコアタイムは10:00 or 11:00~15:00で設定されています。
コアタイム中に出勤していれば9:00でも9:30でも10:00でも好きな時間に出勤して構いませんし、15:00以降好きな時間に退勤しても構いません。
コアタイムを守っていれば、遅刻・早退とはみなされません。
主要なSMOでは、EP綜合がコアタイムのないスーパーフレックス制度を取っています(最低労働時間は3時間)。
つまり、3時間働けば9:00~12:00の勤務でも、14:00~17:00の勤務でもOKということです。
実際は3時間働くためだけに出勤するのも非効率だと思うので、あまりそういうことをする人はいないのかもしれませんが…。
働くママさんにとっては、お子さんの病気などで保育園からお迎えの連絡がきても、出社から3時間経っていれば有休等使わずに対応できるのでよい制度ですね。
自由度が高いフレックス制度ですが、1ヵ月間、毎日コアタイムのみの勤務時間で良いのかというと、そうではありません。
1日7.5時間もしくは8時間など各社で決められた1日の労働時間×その月(もしくは週)の平日の日数で月(もしくは週)ごとに最低労働時間が決められていて、その最低労働時間は満たさなければなりません。
足りないと欠勤扱いになってしまいます。
逆に、その最低労働時間を超えた分が残業時間になります。
例えば…
1日8時間が標準の勤務時間になっていて、その月の平日の日数が22日の場合・・・
●8×22=176時間がその月の最低労働時間
●190時間働いたとしたら、その月の残業時間は14時間
●170時間しか働いていなければ、6時間分は欠勤
看護師として、病棟できっちり決まった時間で交代勤務をしていると不思議な制度ですよね。
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治験コーディネーター(CRC)のフレックスタイム制のメリットは?
治験コーディネーターのフレックスタイム制のメリットについて 具体例を挙げます。
通勤ラッシュを避けられる
毎日9時に出勤する必要がないため通勤ラッシュに巻き込まれずに済みます。
私は、朝いちばんの対応がなければできるだけ10時に出勤するようにしています。
同じ時間がかかっても、ぎゅうぎゅう詰めの電車に押し込まれるのとすいている電車で座って本を読みながら出勤するのとではストレスが雲泥の差ですよね。
ちょっとした用事を済ませてから出勤できる
ごみの日に排水溝周りを掃除するとか、銀行に寄っていくとか、平日にしかできないちょっとした用事を済ませてから出勤できるのでとてもありがたいです。
9時に出勤しなくてもいいけど朝早く起きた…ってときは、モーニングをゆっくり食べてから出勤するのが好きです(^^)
退勤後に予定を入れやすい
18時から上映の映画とか、友人とちょっと遠いところへ飲みに行くとかの予定も入れやすいですし、金曜日に15時に退勤して金曜夕方から2泊3日で旅行したりもします。
近場の海外なら、会社を休まずに週末だけで2泊3日楽しめますよ~。
私は台湾に行きました!もちろん月曜日は朝ゆっくり出勤です。
具合が悪い時、仕事がはかどらない時などに自分の裁量で帰ることができる
だんだん喉が痛くなってきた…?とか、睡眠不足ではかどらない!とか、調子の悪い時は無理せず早めに退勤して体を休めることができます。
早めに帰ってゆっくり休むと、体調もそれ以上悪化せずに翌日また元気に出勤することができます。
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治験コーディネーター(CRC)のフレックスタイム制のデメリットは?
治験コーディネーターのフレックスタイム制のデメリットについて 具体例を挙げて説明します。
朝一番や夕方など、出社していない時に対応が遅くなる
時折、まだ出勤していない/早めに退勤してしまった…という場合に連絡がきていることがあります。
携帯を持たされているので、9時~18時頃までは、出社していなくても注意して確認するようにしています。
ついだらだらしてしまいがち
仕事を残してきたままだったから、今日は9時に出勤しよう…。
いや、眠いからやっぱり9時半で…。
う~ん、朝ご飯食べてから10時着でいいかな!という風にだらだらしてしまいがちです…。
本当は早く行って仕事を終わらせようと思っていたのに、終わらない…ということになってしまうことがあります。
トータルの勤務時間を計算しておかないと、残業時間が多くなってしまうことがある
日々勤務時間が違うので、気をつけて勤務時間を計算しておかないと何時間働いたのかわからなくなってしまいます。
月末になってから計算してみて「えっ、思ってたより残業してる…!今月別にそんなに忙しくなかったのに…!」となると上司に注意されないか不安なので笑、ちょこちょこ自分の勤務状況をチェックしてみて、残業が多くなりすぎてないか、逆に勤務時間が足りなくないかなど計算しておかなければなりません。
月末になってからでは巻き返せない場合もありますからね。
治験コーディネーター(CRC)のフレックスタイム制についてまとめ
治験コーディネーターのフレックスタイム制についてイメージいただけましたでしょうか?
急な用事や体調に合わせて勤務できるので、とても働きやすいです。
フレックスタイム制で働けるというのは転職して良かったポイントのひとつですね。
ついだらけてしまわないようにだけ気をつけなければ…!
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