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こんにちは。看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職した夏樹です。
病棟で看護師として働いていると、色々と大変な仕事もしなくてはなりませんよね。
そう、看護師の3Kと言われている仕事のひとつ、排泄介助やおむつ交換などの汚い仕事…。
排泄のケア、清潔ケアなどは誰かがやらなくてはならないとても大事な仕事です。
誰もやらなかったらそれこそ不潔ですよね。
でも、きれいごと抜きで言います。
私はそういう仕事が嫌いでした!!
深夜3時にポータブルトイレの中身をトイレに流して洗ったり、
夜間せん妄の患者さんがまき散らかした便を踏んでしまいながら片づけたり…。
なんだか段々心が無になっていくような感覚がありました。
そういう仕事が得意な人あまりいませんよね。
大事な仕事だけど、好きな仕事じゃないですよね。
「もう汚い仕事はしたくない…」というのも私が転職を考えた一因でもあります。
さて、治験コーディネーターに転職してからはそういう仕事は全くしなくてよくなったのかどうか、次で説明しますね。
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目次
治験コーディネーターは、汚い仕事をしなくてよいか?
看護師から治験コーディネーターへ転職して、ほとんどそういう汚い仕事をすることはなくなりました!
治験コーディネーターは排泄ケア、清潔ケアはしなくてもよい。
既にご存じのように、治験コーディネーターは排泄ケアや清潔ケアに携わることはありません。
外来やクリニックの治験に参加する人は、自立していてセルフケアは満たされている方である場合が多いです。
うっかりトイレ介助などのお手伝いが必要になることはある。
入院の試験や、治験の対象疾患(認知症、リウマチ、パーキンソン病など)によってはなんらかの介助が必要となる場合もあります。
基本的には看護師さんにお願いしますが、治験の検査の途中で「ちょっとトイレで汚しちゃって、服を着替えたい…」などと言われたら、そのまま多目的トイレなどでお着換えを手伝ったりすることはあります。
仕事として清潔ケアをしているというよりは、すぐそばにいる介添え人としてのお手伝いという感覚です。
また、ご高齢の方だと治験の検査の手順がややこしくて、例えば検尿の時にトイレまでご一緒して説明する…ということもあります。
「検尿はこの容器に採ってくださいね、そのあと横の小窓に置いてください」と説明しても「とったよ~!」とトイレの中から検尿コップを差し出されたら、受け取るしかありません…。
こちらも看護師時代とは違って、そういう時にサッとワゴンから手袋を取って装着する…ということができないので素手で取り扱いをすることになってしまいます。。
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治験コーディネーターは、検体を取り扱う時はむしろ不潔かも…
治験コーディネーターとして働いていると、血液や尿などの検体を扱う機会はよくあります。
その検体を取り扱う時の感染防御策は非常に甘いと感じています。
これは私が元看護師だから余計に気になるのだとは思いますが…。
前述のとおり、尿カップを受け取ったり、採取検体を運ぶときなどは素手でおこなっていることも多々あります。
そもそも手袋が治験コーディネーター用に常備されていないところも多いですし、あっても「ここに手袋があるけどまぁ使いたかったら使って~。」という雰囲気でした。
一度使った手袋をポケットに入れておいて再利用している場面をなんども見たことがあります。
私が看護師をしていた病院が厳しかったのかもしれませんが、体液などに暴露する可能性がある場合は手袋は絶対でした…。
そして再利用なんてもってのほかでした。
看護師だと患者間での感染を媒介してしまう危険もありますしね。
また、看護師のころは検体等を取り扱った後は必ず手洗い!!と刷り込まれていたのですが、治験コーディネーターではそういう意識もありません。
私はできる限り検体を取り扱った後は手を洗うようにはしていますが「ん?今手洗うの?」と先輩に不思議そうな顔をされることもあります…。
治験コーディネーターになりたてのころは、尿検体を取り扱ったあと手洗いをせずに平気で仕事を続ける先輩の姿を見て身の毛がよだったものです…。
今はだいぶ見慣れました。笑
私は断固手洗いしますけどね!
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まとめ
以上、看護師から治験コーディネーターに転職したら、もう汚い仕事はしなくていいのか?という問題について説明しました。
正直な話、私は清潔ケア、排泄ケアがなくなっただけでも治験コーディネーターに転職して良かった、、!と思うぐらいこのような仕事がなくなったのはメリットだと感じています。
お給料は下がりましたが、よく考えてみたら夜勤したうえにあんなに大変な仕事までさせられて、たったそれだけしか給料変わらなかったのか…!
とちょっと衝撃なくらいです。笑
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感染防御については、元々看護師としての臨床経験がある人とない人で意識の差があるのは仕方ない部分もあるかと思います。。
私も感染防御策は看護師のころに臨床現場で体に叩き込まれて覚えた、という感じでしたから。
手袋が常備されていなければ、申請すれば経費で購入してもらえますし必要な場面では周りに気をつかわずに積極的に防御策をとっていけばよいだけのことです。
ほんとうはもっと治験コーディネーターの感染防御について周知徹底されればよいなと思っているのですが…。
それがメインの業務内容ではないので、難しいんですよね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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