治験コーディネーター（CRC）は楽？それともきつい？

こんにちは、看護師から治験コーディネーター（CRC）に転職した夏樹です。

治験コーディネーターって楽なの？それともきついの？

色んな側面があるので難しい質問ですが、よく看護師時代の友人からも「看護師より楽？」と聞かれるので、記事にしてみました。

治験コーディネーター（CRC）は体力的には楽

体力的な面で言えば、治験コーディネーターは看護師より楽です！

これは誰もが「そうだよね」と言う結果だと思いますが。（笑）

体力的にはほんとーに楽になりました！

あんまり体力に自信がない方なので、夜勤のある病棟の看護師は長く続けられないなぁ…と思っていたのでちょうどよかったです。

治験コーディネーター（CRC）は精神的にはきつい時もある

看護師の時も色々精神的にきついことはありました。

急変対応や患者さん・ご家族への接し方、変わったドクターとのやりとり、厳しい先輩…

看護師の世界ってけっこう体育会系ですよね…。

治験コーディネーターの世界はどちらかというとゆるいというか、看護師のようにビシバシ指導！とりあえず経験！って感じではないです。

試験や施設ごとに対応や仕事の仕方も変わるので、その都度いろんな人に聞いたり相談したりしながら自分のやり方を作り上げていくスタイル。

自主性が尊重されているのですが、裏を返せばそれは自分の責任がとても大きいということ。

直属の上司だとしても、（把握はしてくれていますが）私の担当試験の細かいことまですべて網羅しているわけではありません。

責任が自分にのしかかっているというストレスはかなりあります。

看護師時代はチームで働く！という雰囲気でしたし、病棟の患者さんのことはだいたいみんな把握していてわからないことはすぐに聞けたので、そういう面では治験コーディネーターはメンタル的にきついです。

また、ちょっとクセのある医師とやりとりしないといけない場面も。その施設の担当が自分しかいなければ、逃げるわけにもいかないんですよね。

↓↓↓治験コーディネーター辞めたいなぁと思ったことも。

ただ、看護師のときほどミスが命に直結する！という精神的なきつさはなくなりました。

もちろん治験薬を扱っているので、ミスがあってはいけないという気持ちはありますが。

治験コーディネーター（CRC）は、スケジュール的には楽なときもきついときもある

看護師から治験コーディネーターに転職して、スケジュール的には基本的には楽になったと思います。

有給休暇も取りやすいですし、長期休暇もあります。

フレックスタイム制で働きやすいですし。

ですが、治験コーディネーターは携帯を持たされていて、何かあれば休みの日でも電話に出なければいけません。

（そんな頻繁にはかかってこないですが…。）

また、時々SAEといって被験者が入院したりすると早急に（だいたい24時間以内）依頼者に報告を上げなければいけないケースが発生します。

その場合は予定が入っていても急いで対応に行かなければなりません。

看護師のときのように交代勤務ではないので、自分の裁量で自由に働けるぶんこのようなイレギュラーな対応も必要になるときがあります。

ただ、私の場合はそれよりも働き方の自由度の高さのメリットのほうが上回っています！

治験コーディネーター（CRC）は楽？きつい？まとめ

一口で「治験コーディネーターは楽」とか「きつい」とか言うのは難しいです！が…

体力面、メンタル面、働き方…、どのポイントを重視するかによってそれぞれ捉え方は違ってくると思います。

「スタミナがないので体を使わない仕事に転職したい」とか「命がかかっている現場はもうつらい」とか、それぞれ希望に合わせて看護師（や、他の医療職）と治験コーディネーターを比べてみてくださいね。