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私が治験コーディネーター(CRC)を辞めたいと思ったのはこんな時!

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こんにちは、看護師から治験コーディネーターに転職した夏樹です。

 

私はおおむね自分の転職には満足しているのですが、それでもやっぱり「治験コーディネーター、辞めたいなぁ…」と思うときはあります。

どんなときに治験コーディネーターを辞めたくなるかご紹介しますね。

 

もし看護師から転職をお考えの方がいらっしゃったら、参考になればと思います。

いま、治験コーディネーターを辞めたいと思われている方にも共感して頂ければ嬉しいです!笑

 

↓↓↓治験コーディネーターを辞めたいと考えている現役CRCさんへ向けた記事はこちら

退職しようかな…と考えている現役治験コーディネーター(CRC)さんへ

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ちなみに私の経験による主観なので、そんなことで辞めたくならないよ!とか、もっと別の理由で辞めたいよ、と思われている治験コーディネーターの方もいらっしゃると思いますが、あしからず…。



ワクチンを打てていない方は身近にいらっしゃいませんか?

その場合は国産ワクチンの治験に参加するという手もあります。

現在のところ、登録から最短で2週間ほどで接種することができます。

下の記事で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

治験コーディネーター(CRC)を辞めたいと思ったとき

それでは私が治験コーディネーターを辞めたいと思ったときはこんなとき!という点についてお話していきます。

色々とネガティブなことも書いていますが、それでも転職したほうが色々とメリットはありました。

私自身は看護師を辞めて治験コーディネーターに転職してよかった~!と思っているということが大前提ということを念頭に置いて読んでいただけますとうれしいです。笑

 

もっとお給料が欲しい

現状のところ看護師から治験コーディネーターに転職して、年収は下がったもののお給料にはある程度満足しています。

 

↓↓↓治験コーディネーターに転職後のお給料についてはこちら

看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職後のお給料事情!年収は下がった?

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ですが学生時代の友人たちの話を聞いていると、訪問看護師に転職して夜勤なしで年収アップ!とか、美容クリニックでレーザーを当てながら月収1.5倍とか…。

 

病棟看護師でなくても、看護師資格を活かして無理せず年収アップを図れるのか~、と思うと、心が揺らぎます。笑

 

あとは、派遣で月に4回しか働いていないけど扶養範囲内ぎりぎりになっちゃう!とか。

派遣でも時給が良いので羨ましいです…。同じ時間働くなら、お金が沢山もらえる方が良いですよね…。

 

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看護技術の衰えが心配

クリニックでテキパキ働く看護師さんを見ていると、採血や心電図、今私こんなにサッとできるかな…と不安になります(^^;

せっかく病棟勤務を生き抜いて身に付けた技術なのに、今後一生使うことなく無駄になってしまうかもしれないと焦る気持ちはあります。

 

ただ、看護師は慢性的に人手不足のためブランクがあっても復職支援などのサポートも多いです。

もし看護師に戻りたくなってもサポート体制は整っているため、あまり深刻に捉えてはいません。

 

治験のプロトコルが難しく、責任が重い

治験のプロトコルはとても細かい基準や条件が定められています。

同一施設で複数の案件が動いている場合、同じ疾患に対する治験が何本も同時進行している場合もあります。

そうすると、頭の中でどの試験がどんな基準だったか、こんがらがってしまうんですよね…。

 

例えば・・・

  • 同じ皮膚疾患の試験で、A試験は治験薬以外に保湿剤併用可、B試験は保湿剤併用不可、C試験は1日1回のみ併用可
  • 同じタイプのがんに対する抗がん剤の試験で、D試験は投与後30分以内に採血、E試験は1時間以内の採血でOK…とか。

 

もちろんプロトコルを見て確認、ダブルチェックが基本中の基本!ですが、人間なので思い込みもありヒューマンエラーはどうしても発生することがあります。

 

ミスをしてしまった場合、最悪該当被験者の治験参加が中止となる場合もあります。

 

そうなると自分の会社だけでなく、この試験をきちんとすすめてほしいと自分の会社に案件を依頼してくれた依頼者やCROにも迷惑がかかりますし、なにより治験に参加して下さった被験者の方のご厚意を無駄にしてしまうことになってしまいます。

 

そのため、ミスできない緊張感はとても強いです。

めちゃくちゃ忙しい時に「この試験ってどういう手順だったっけ?」と分からなくなったときの焦り、

ミスをしてしまった時の嫌な汗は結構しんどい部分です。

 

もちろん、看護師も人の命に関わる仕事なので許されないミスはあります。

ですが、看護師時代はチーム医療で声を掛けながら助け合っていたのでここまで自分一人の肩に責任が乗っているというイメージはありませんでした。

 

責任のある仕事というのはやりがいにもつながる部分なんですが、時々ブルーになることはあります。

 

繁忙期がつらい

治験コーディネーターの繁忙期は、主に試験開始時から組み入れ時です。

 

開始時にはたくさんの書類を確認し必要があれば修正、契約書等に印鑑やサインをもらって各所に発送したり、CRAや施設スタッフの方の予定を合わせてミーティングをしたり、勉強会に参加したりと様々な業務が発生します。

 

また、組み入れが始まる、カルテスクリーニングや同意説明が毎日何件も発生します。

 

1例目を組み入れたら、最初は何度も慎重にプロトコルやマニュアルを確認して、冷や汗をかきながらCRAさんや同僚に電話をかけて、不明点を質問したり相談しながらすすめていきます。

 

組み入れが終了して、あとは規定の来院の対応をするだけになるとずっと楽になるのですが、試験開始時・組み入れ時はイレギュラーな業務がたくさん発生して残業したり、失敗できない緊張感でピリピリしたりと結構しんどい時期です。

アドレナリンがどばどば出てハイになったりもしますけどね(^^)笑

 

医療機関での人間関係が難しい

これは書くか迷いました(笑)。

こんなこと書いたら治験コーディネーターになるのやめよーと思う人が出てくるかもしれませんし、会社にばれたら怒られそうです。
でも本当の事なので書きます。笑

 

まず、医療機関のスタッフの方の大多数は本当に優しく、治験の仕事がしやすいように取り計らってくれます。

「忙しそうね、大丈夫?」と気遣ってくれたり、世間話をしたりと外部のSMOの治験コーディネーターにもとてもよくしてくださいます。

 

ただ、ごくまれに嫌な施設(というか、その施設の特定の人である場合が多いです)に当たるときがあります。
これがつらい!!

 

 

一つのパターンとしては医師がパワハラ気味な施設。

医師一人のクリニックにありがちなパターンです。

 

「はぁ?何言ってるかわからん」「そこに立つな、邪魔!」「もう今日はいい、帰れ」
これ、私が実際に医療機関の医師から言われた言葉です。

 

私にも落ち度はもちろんあります。でも、やっぱりこんな風に言われるとグサッと傷つきますよね…。
(すみっこに立ってただけなのに…。初めての施設で動線がまだつかめてない私が本当に邪魔だったんでしょうけど…。)

 

自分が望んで就職した職場の医師ならまだ気持ちも持って行き所がありますし、同じ職場の看護師同士「先生にこんなこと言われたんだけど!!」って愚痴って発散することもできるかもしれません。

 

ですが、治験コーディネーターはSMOから派遣された身です。
立場も弱く、理不尽にこんなことを言われてショックでも誰にも言えないこともあります。

上司や同僚に言おうもんなら「○○さんの対応がまずかったんじゃない?振り返ろう」とか言われちゃいそうですもん…!
会社としてもその医療機関と仕事ができなくなったら困りますしね。

 

社会に出て理不尽な思いをするのはなにも治験コーディネーターだけじゃないと思いつつも、直雇用の看護師だったらもっと仲間もいるし、いっそさっさと転職するし、強気でいられるのに…!と思ったりします。

 

 

もう一つのパターンは施設スタッフさんに冷たい人がいる場合。

やはり治験の来院があると余分な採血をお願いしたり、血圧を測ってもらったり…とスタッフさんの負担が増えます。

また、会計計算もややこしくなるので煩わしいです。

 

でも、それ込みで施設として治験を受け入れるという方針をとっているはずなんですが。

 

「え~、また治験の来院?」

(ごめんなさい、先生がこの日に来院まとめて入れてって言ったんです~!)

 

「さっきは採血すぐとって良かったのに次は心電図の後じゃないとダメなの?心電図混んでて忙しいから早く採血とっちゃいたいんだけど!」

(こっちの試験は採血と心電図の順序、逆にできないってプロトコルに規定があるんです…)

 

「通常診療の邪魔しないで」

(できる限りそうしたいのですが、検査が多くてすみません…)

 

と、非常に冷たくあしらわれることもあります。

施設として、みんなで治験をやっていこう!という方針がまとまっていない感じです。

 

責任医師の先生が治験をしようと言わなければその医療機関で治験をすることはありません。

べつに治験コーディネーターが勝手に侵入して領域を荒らしているわけではないのですが、スタッフさんからみるとそう見えてしまうようです…。

 

もちろん、治験コーディネーターの努力でできるだけ医療機関の負担は減らすようにがんばっていますが、やはりその医療機関で治験をする以上、スタッフさんの手間をゼロにはできません。

 

各施設同じように対応していても、和やかに治験が進む施設が大半の中そうではない施設があるのも事実です。

 

ほんとーに情けない気持ちになっちゃいます。

外部の人間だからって、迷惑そうにしないでほしいものです。

 

これが同じ病院の看護師同士なら「こういう理由でこうしてるんですけど!」と語気強めに反論できるかもしれません。

でも、SMOの治験コーディネーターだと「ごめんなさい、プロトコルで決まっているんです、お手数おかけします…」としか言えないのが悔しいところです。

 

スタッフさんによっては治験への理解度が低く「プロトコル?いやいや、忙しいんだからなんでもマニュアル通りにやるんじゃなくて臨機応変に効率的に仕事進めてよ。」と思っているのが伝わってきます。

(マニュアル通りとかじゃなくて~、同じ条件下で計測したデータじゃないと有効性の検証ができないじゃないですかぁ…。)

 

スタッフさんに治験についての啓蒙をするのも治験コーディネーターの仕事の一つと言えばそうなんですけどね…。

思い出したらイライラしてきた!!笑

 

まとめ


私が治験コーディネーターを辞めたいと思った時、愚痴も含めて長くなってしまいましたが、読んでくださりありがとうございました…!笑

 

お給料や看護技術の面は自分がどう納得するかだと思います。

看護師に戻った方が良いのか、このまま治験コーディネーターを続けるか。

 

医療機関の人間関係の部分は、直雇用でない分どうしても簡単に解決しないこともあります。

私はイライラしても帰ってビールでも飲めばうさばらしできる範疇なので何もしていませんが、場合によっては上司に相談するべきケースもあります。

 

担当の治験コーディネーターを替えてもらったり、また単なる相性の問題ではなく事実としてパワハラが横行している場合、その施設は治験実施医療機関として適さないという判断になりSMOは撤退するかもしれません。

 

色々と不安なことを書いてしまいましたが、きっと会社も私たち社員を守ってくれるはずです。

もし守ってくれなかったら、そのときは辞めましょう。笑

 

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