こんにちは、看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職した夏樹です。
このブログは私が治験コーディネーターに転職したときに情報が少なくて困ったので、これから転職する人に向けて作ったものです。
ですが、意外と「治験コーディネーター 退職」などと検索されて辿り着かれている方が多いようです。
もしかしたら今治験コーディネーターとして働いていて、この仕事やめたいなぁと思っておられる方もいるのかな?と思ったので、今回はそんな治験コーディネーターさんに向けて記事を書いてみました。
私自身はまだ治験コーディネーターを続けていくつもりなので、ちょっとズレたことを言っていたらすみません。
ただ、私も治験コーディネーターの仕事キツイなぁと思うことはありますので、ちょっとでもお気持ちが軽くなればいいなと思っています。
目次
治験コーディネーター(CRC)のお仕事、しんどいことも多いですよね
治験コーディネーターの仕事って、地味だし立場があいまいだし、結構ストレスもかかりますよね。
私も以下の記事のように、辞めたくなるときがあります。
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私が治験コーディネーター(CRC)を辞めたいと思ったのはこんな時!
こんにちは、看護師から治験コーディネーターに転職した夏樹です。 私はおおむね自分の転職には満足しているのですが、それでもやっぱり「治験コーディネーター、辞めたいなぁ…」 ...
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私は看護師のときに体調を崩してしまったうえに治験コーディネーターの仕事もそこそこ楽しいと思っているので、結局は治験コーディネーターの方が合っているのですが…
治験コーディネーターが合わないという方の気持ちもよくわかります。
治験コーディネーター(CRC)を退職するなら早めに決断しよう
この記事を読んでくださっているあなたが、治験コーディネーター新卒組か転職組かわからないのですが、医療系の資格をお持ちの方が多いのではないかと思います。
治験コーディネーターを辞めた場合、その医療系の資格の仕事に就くことをお考えの方が多いと思います。
もし辞めようかどうしようかと悩んでいるのであれば、できればズルズル先延ばしにするよりも早めに決断をするべきでしょう。
新卒組・転職組に分けて私がそう考える理由を説明しますね。
治験コーディネーター新卒組
新卒組は卒業後すぐに治験コーディネーターになったということなので、まだその医療資格の仕事を経験したことがないですよね。
そうすると、年齢が高くなってから未経験で医療職に転職するのはハードルがどんどん上がっていきます。
最初は大きな病院などでしっかり研修を受けて働く方が勉強になるでしょう。
しかし、そういう職場は新卒の応募者も多く競争率が高いです。
採用側からすると年齢が高いのにその職種が未経験となると、優先順位が下がってしまう可能性があります。
人材を一から育てるのにもコストがかかりますので、できれば年齢が若い方が長く働いてもらえますしね。
また、未経験で年下の先輩にすべてを教えてもらわなくてはいけなくなるので少々気まずい思いをします。
そのため、できれば早いうちに転職しておくのが良いでしょう。
治験コーディネーター転職組
転職組は、以前医療系のお仕事をされていた方がほとんどだと思います。
そして、治験コーディネーターを辞めたら同じ医療職に戻る方が多いのではないでしょうか。
前職の勘はどんどん鈍ってきてしまいます。
「将来的に長く治験コーディネーターを続けるつもりはない…」と思うのでしたら、早めに決断をすることをおすすめします。
もちろん勘が鈍ったところで、以前その職種として働いていたのであればいつでも戻れると思います。
でもやはり治験コーディネーターとして働き続ける未来を想像できないのであれば、早いに越したことはないでしょう。
治験コーディネーターの仕事はあまりつぶしが効く仕事ではありません。
このまま治験コーディネーターを続けていても、医療職に活かせる知識がどんどん積み重なっていくかというと…そうでもないんですよね。
疾患や治療に関する知識はもちろんつきますが、医療職は実技・実践が肝心です。
治験コーディネーターを辞めることを決めているのであれば、早めに転職してその領域の最新の知識を勉強したり、手技を習得したりする方がいいのではないでしょうか。
もしあなたが看護師に戻ろうとお考えでしたら、お得な転職サイトをご紹介します。
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もうちょっと治験コーディネーター頑張ってみたい、という方へ
転職に向かって背中を押されたいわけじゃない。もう少し、治験コーディネーターがんばろうって言ってほしい!という方もいらっしゃると思います。
私もしんどいな、辞めたいなと考えたことはありましたが、それでも看護師に戻るより治験コーディネーターでいたいと思っています。
- 最先端の治療に携われる
- サービス残業がない
- 始業前の無駄な時間がない(着替えや情報収集など)
- やりがいがある
- 夜勤がない
- 汚い仕事が少ない
- 体力的にキツくない
- 失敗しても命に関わることはほぼない
- 役職がつけば昇給幅が大きい
- お給料も悪くない(個人的な感想)
- 有給休暇が取りやすく、年末年始やGWに休める
- フレックスタイム制で働きやすい
- 休憩時間や移動時間が自由
- カッコいい
とりあえず、思いつくままのメリットを挙げてみました!笑
治験コーディネーター、ストレスもたまりますよね。嫌なこともあると思います。
でも、転職したからといってそれが良くなるとは限りません。
新しい職場でパワハラ気質の人がいるかもしれませんし、気が合わない同僚がいるかもしれません。今と比べてかなりハードな働き方になるかもしれません。
この記事前半の「早く転職した方がいいよ!」という記事は「治験コーディネーターの仕事自体が合わないなぁ」と思っている方に向けて書きました。
ですが「治験コーディネーターの仕事自体がそんなにイヤってわけじゃないけど、しんどいしやめようかなぁ」と悩んでおられる方に向けては「転職したからってしんどくなくなるとは限らない」とお伝えしたいです…。
私も施設で一緒に働いている人とどうも合わなかった上に、とにかく繁忙期で心身ともに疲弊したことがあり、その時は本気で数ヶ月以内に辞めようと思いました。
ですが、担当施設が変わったり、仕事の忙しさに波があったりするのは治験コーディネーターのいいところでもあります。
しばらくするとその同僚は違う施設担当になり、私の担当試験も落ち着いてのびのびと働いています。
今は多少しんどいことがあっても「今はキツイけど、まぁそのうち落ち着くから大丈夫でしょ」と思えるので追いつめられることはなくなりました。
それに、私はやっぱり治験コーディネーターの仕事を楽しいなと思います。
↓↓↓治験コーディネーター、私はこんなやりがいを感じています。
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治験コーディネーター(CRC)のやりがいは?【元看護師のCRCが解説】
こんにちは!看護師から治験コーディネーター(CRC)に転職した夏樹です。 今回は治験コーディネーター(CRC)のやりがいについて書いてみます。 看護師の仕事のやりがいってわりとわかりやすか ...
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自分が関わった試験のお薬が世に出るのを見届けたくありませんか?
もうちょっと一緒にがんばれたらうれしいです!
まとめ
以上、現役の治験コーディネーターさんに向けての記事でした!
どんな仕事でもつらいことやしんどいことはあります。
人それぞれ、その仕事に合う・合わないもありますよね。
治験コーディネーターであることのメリット・デメリット、医療職に転職した場合のメリット・デメリットをよく検討して、納得いく答えを見つけてくださいね。